Flyable Heart感想

ユニゾンシフト公式。というわけでプレイ感想を。今回はシステムやら音楽やら細かいことは言わずにざっくりと書こうと思います。
以下いつも通りネタバレ回避用に隔離。

プレイ順は、
くるり→桜子→茉百合→天音→結衣→すずの
くるりを一番最初にやったのはちゃーさん好きだからに他ならなかったのですが、今にして思えば「平行世界」という事象に気付くことが難しいくるりを一番最初にやったのは割とベストだったかも。桜子、茉百合はセットで、天音はどうでも良い、結衣はメインヒロイン(ビジュアル的に)だから最後。という考えでプレイしたらこうなりました。まさかの真ヒロインがすずのだったのには驚きでしたが。
世界の謎にどこで気づけるかというのもこの作品を楽しむ上で欠かせない要素だと思うのですが、俺は桜子やってる辺りでほぼ気付いた感じ。流れ的には、
くるり
・この時点ではタイムスリップ?もしくはすずのが何らかの能力者?くらいの認識
桜子
・平行世界があると認識
・桜子の心臓は父親のと分かる
・プロフィールデータの存在に気付き結衣が消失してるのかなと思う
茉百合
・特に変化はない
天音
・あぁ結衣居なくなってるんだなとほぼ確信
結衣
・ここまでの推理の答え合わせ的なルート
すずの
・Flyable Heart解
 すずのルートはすべての解決編だけあって様々な謎が明らかになるんですが、進行中は結構誤解してました。縫い跡見た当初はすずのがロボット(マックスの発展型)かと思ってたし。Dr.Flyerとの関連性ここでようやく分かりました。くるりの驚異的な若作りがなせる技ですがw
 結衣に関して、てっきりメインヒロイン(真の意味で)だと思ってたので、直前の天音ルートと告白までのルートが共通だったのはあれ?って感じでした。別に同じじゃなくても良かったよね。というか正直あの流れだと俺は天音をとるね!物語中では結衣が晶の平行存在である、という点まではあまり言及されずに、双子じゃなかった良かったーで終わってしまったので、エピローグの後、晶が母親と対面する場面とかは是非見てみたいと思いました。
 天音は上の方で書いてあるとおり、自分内での重要度は当初そんなに高くなかったのですが、良い意味で裏切られました。かわいいよ天音。それだけに奏龍がうざくて、フラグミサイラー会議での晶くんの気持ちがよく分かる。
 茉百合さんはまさか白百合じゃなくて黒百合だったなんて・・・とかなり驚きました。そして興奮した(ドM発言)。直後が天音ルートで奏龍も黒化したときには生徒会黒いっ!ってなりましたw そこら辺ナコ兄の真面目さとぐみちゃんのピュアピュアオーラでバランスとれてたんだろうな。このルートでは結局最後に桜子が死んでしまうんですが、これってつまり親父生存フラグですよね?その後彼女として茉百合さんを紹介する場面を想像するとニヤニヤが止まらない。
 桜子は平行世界の存在をかなり強く匂わせる存在で、この娘と結衣をどの辺で攻略するかでかなり話の理解が変わってくるんじゃないかと思います。個人的には俺のプレイ順は間違ってなかったと思います。結構オススメ。あと桜子の夢で見ていた晶くんですが、晶の記憶にあることを知らなかったりしてたので、元の世界でも結衣のいる世界でもない第3の世界の夢かなと思いました。それかもしくは、普通に学園生活を送っている夢を見ていたけど、晶が元の世界に帰ってきた逆転制御現象によって晶の存在が夢に刷り込まれたとかね。基本的に今回のFlyable Heartは「科学」で説明が付くことがほとんどだったのでこの「夢」に関してのみちょっとオカルトっぽさがありますね。
 そして、くるり。20年たってもあの容姿とは・・・というか制服着るなよw学園内で他の人に見られたときに違和感が無くすための変装だったのかな?まあそれはすずのルートでの話ですけども。くるり自身のルートは一番最初のほうで書いたようにあまり世界の謎とは関係がないんですよね。すずのが連れ帰ってはくれるんですけども。もしくるり→天音という順で最初にプレイしたら、すずのはただ1日前にいける能力持ちと誤認しちゃうんじゃないかな。過去にいけるマシーンで砂になったときはウギャーって感じだったけど、あそこですずのが何かしてくれるんじゃなくて、自分もアレに飛び込んで成功してくるりを止めるってのもアリだった気がします。そうすると皇家の家族事情が分からなくなるんだけど。
 晶の世界と結衣の世界なんですが、転送時のズレとかじゃなくて、単純に結衣の世界が1日早く進んでると考えても物語上に矛盾は起きないんですよね。晶が結衣の世界に行ったときは1日進むし。なんで花火装置の自爆装置で別世界に飛んだのかは・・・まあ後のタイムマシン開発者の発明品だから・・・でいいのか?そこは結構謎。
 まあ多少の無理矢理感はありますが、今までの「死神」やら「スピニア」のファンタジー要素ではなくて、今作は「科学」でしたね。まあ殆ど非現実的なファンタジー科学といって差し支えない感じでしたけども。スピニアとかに当たる部分が今回は科学だったってことで。ちなみにALICEパレードは途中で積んだために比較できません。
 世界の謎という大きな要素を推理しながらキャラクター一人一人を攻略していき、その度にエクストラのプロフィールデータが更新されていくというこの作品のシステムはとても面白かったです。全然作品の方向は違うけど、Fateみたいで。プロフィールデータをシステム画面から見れるようにして、ルート進行中にリアルタイムに項目が更新される度、アラートか何かで知らせる、というもう少しつっこんだシステムでも面白かったかもしれないですね。
 とまあそんな感じで。まとまりの無い文章ですが自分の中で熱が高いうちに思っていることを書き出してみました。おしまい。

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